バナナマンライブに行ってきた
バナナマン傑作選ライブ「Bananaman chop」大阪公演。
1度見たかった、「コント職人」と呼ばれる彼らのライブ、
300人の小さな劇場、前から4列目で体感してきました。
2年に1度、彼らのコント作品からよりすぐられた作品数本を上演する
地方ライブツアー。ほとんど背景のないシンプルなセットの中で、
練られたストーリー展開と細やかな描写、そしてと豊かな表現力で、
会場は暗転から一気に笑いの世界に引き込まれていきます。
個性的な登場人物を全身全霊で表現する日村さん。そこには
バラエティ番組でのキャラでなく、柔軟な表現者の姿があり、
対してクール且つ冷静な人物設定で話の筋を進めていく
設楽さんのスタイリッシュな姿に、会場の人々が心奪われていくのが
本当にわかりました。
「大阪はアウェイだと思っていたけれど、受け入れられて本当にうれしい。」
真摯で謙虚な終演後の挨拶。その真っ直ぐな姿勢は客席を立った後にも感じられます。
ロビーでTシャツなどのグッズを購入したお客さんが作る長い行列、
その先に、さっきまで舞台の人だった二人がお客さん一人一人に
笑顔で握手に応じていました。私ももちろん、列の一人に。
日村さんはテレビのまま丸くて、設楽さんは思ったより体格がいい。
お礼と感想を言うと、設楽さんは照れてらっしゃいました。
超人気のチケットなので、次回見るのは至難の業かも。でも
おしゃれで上質で心を温かくさせてくれるいいライブでした。
ずっと心に残るのは間違いありません。